コハタのコトバ

コハタのコトバ

木幡真人の『コハタのコトバ』

不調のときは、できることからやってみる

最近、走ってるネタしか上げてなくてすいません。笑
 
プロジェクトの話もちゃんと書きます、、、、、
 
 
とはいえ、最近走ることで「あっ!これいい!」と分かったことがあって、それは大会に出るためにいろいろな地域へ行くようになるということ。
 

10月は10kmの大会に出るために秋田の横手に行くことになりそうなんですが、何を隠そう横手は行く行く詐欺をしてきた地。横手市出身で今は東京でいろいろと面白い活動をしている照井くんという人がいるんですが、彼に「今年こそは秋田行くから!」と言ってはいかないということを続けて、かれこれ4年目。。。

 
陸上競技やマラソンの大会は事前に申し込む必要があるので(しかも、3,000〜4,000円くらいが一回に飛んでゆく…)、参加費払ったのに行かないという選択肢はなく、その地域に行くためのモチベーションになる。
 
はい、、、10月に秋田行きます。。。
 
 
しかも!!!
 
陸上競技の記録会、大会はちょっと事情が異なるけど、マラソン大会は基本日曜日開催が多いので、前日入りすれば土曜日にその地域にいる面白い人たちに会えるというこの上ない嬉しい体験ができそう…!
 
来週もレース前日に東京で、大学の先輩に会えそうです。
 
 
ということで、これからは走ることを口実に、仙台ばかりにいないでいろんな地域に行こうと思います、、、笑
 
 
さて、きょうで今週最後のワークアウトが終わりました。
ひとことでいうと、かなり不調。
 
といいつつも収穫も多かった今週。
 
 
<週間走行距離:49.88km>
 
【8月14日】
1時間ジョグ(12.94km)、流し5本
 
【8月15日】
1時間ジョグ(13.55km)、流し3本
 
【8月16日】
体幹3セット、ヒップリフト10×3セット、L字腹筋10×2
 
【8月17日】
予定:1時間ジョグ
結果:腹痛により2.39kmで中止
 
【8月18日】
予定:アップ3kmジョグ、1000×3(R1000)、ダウン3kmジョグ
結果:3kmジョグ、1000(3分16秒)、1000JOG:足の痙攣によりリタイア
 
夜:体幹3セット、ヒップリフト10×3セット、L字腹筋10×3セット
 
【8月19日】
予定:15kmジョグ(5分/km)、流し3本
結果:16km 1時間10分53秒(4分26秒/km)、流し3本
体重:51.75kg
 
 
先週がかなり調子が良かったというか、思っていた以上に凄い結果が出すぎて、今週に入ってふーっと力が抜けてしまった面がありモチベーションが上がってこなかった。また、facebookで来週のレースの目標を書いたこともあり、そのプレッシャーで若干ナーバスになるという出来事も。
 
まだまだ弱い、、、
 
 
16日あたりから少し気持ち的にも落ち込んでいたことがあって、3日間満足にワークアウトを達成できない日が続いた。(とはいえ、落ち込んでいてもしょうがないので、外に出て走ろうという努力はした!)
 
 
 
2日間あまり走れずにいた影響もあって、18日の陸上競技場でのポイント練習は1000mの1本目で足の指が攣ってしまった。2本目もいけるだろうと思っていたところへの突然の出来事だったので、びっくりした。
 
 
このハードルを超えられない感覚。
 
自分が設定したハードルを超えられない感覚は、できるようになってきていることは分かっていても、不調であればあるほど苛立つ。
 
しかも、週間走行距離もここに来てガクンと下がっている。
(62.77km→64.5km→49.88km)
 
不調が来るのはまずまず予想できていたけど、これくらいできるはずなのに、、、という焦りから苛立ってしまう。
 
 
でも、超えられないものは超えられない。
 
なので、まずはできるところから再出発することにした。
15kmを5分/kmで走りきる。どんなに調子が悪くても、ゆっくりなペースでなら景色を見ながら走りきれる。
 
 
90点を狙ってダメなら、まず60点を確実に取りに行って小さい成功体験を再度感じることが大事。
 
 
しかも、長い距離、時間を走りきれば、今週落としきれなかった体重も下がるし、汗もかくので気分的に上がってくる。
 
 
そして、きょう。
実際にやってみたらかなりいいペースで走っていた。
 
ペースが下がることなく1km多い、16kmを走りきった。
 
体重は52kg台から51.75kgになった。(2年ぶり?)
体脂肪率も10%を切ってから、足踏みしたり、10%超えていたのが一気に9.1%になった。
 
 
なんだかんだ、今週は収穫も多かった。
 
1000mのインターバルをやったとき、1本で終わってしまったけど、3分16秒は復帰後ベストタイム。先週は3分21秒が最高タイムだっただけに、3分20秒の設定できっちり設定を切って走れたことは来週に向けて安心材料になった。
 
きょうの16kmもあまり苦しまずに4分30秒/kmを切って走ることができた。
 
何より、体重が51kg台に入り、6月末に走り始めてから約4kg落とせたことが良かった。
 
 
27日のOTTでは、3000m10分20秒が目標。
 
東京の暑さにどれだけ対応できるのか未知数だけど、17時半がスタートなので少しは涼しくなっているはず、、、と思い込み頑張りたい。笑
 
 
10分20秒はかなり出せるか出せないかのギリギリだけど、やはり5000m16分台を意識してこのタイムにした(16分台を出すためにはイーブンペースで走った場合、3000m10分12秒で通過する必要がある)。
 
 
長距離にあわよくば、というのは絶対にありえないが、
先週の10kmジョグで4分5秒/kmで走っていること、1000mを状況が悪いなか3分16秒で走っていること、きょうのジョグで16kmを4分30秒/kmを切ってしっかり走りきれていることからも10分20秒は可能だと思う
 
体調も含めて残り1週間詰めを甘くしてはいけない。
 
まずは、復帰初戦で目標を達成して、満足感を味わいたい。
 
 
ラスト1週間。
 
でも、これがようやくスタートラインに立てる1週間。
 
自分をもっともっと高めていきたい。

木幡、3000m走るってよ。

申し込んだ。

 

 

 

8月27日、4年半ぶりにトラックレースに出場する。

 

f:id:kotoba580:20170709155651j:plain

2年前の底上げマラソン

 

出場するレースは『オトナのタイムトライアル』

通称OTTと言われている、誰でも参加できる(5kmを35分以内で走ったことがあれば)トラックレース箱根駅伝や実業団で活躍する長距離ランナーがペースメーカーをやってくれる、とても人気な大会。

otona-tt.com

 

今年は10月にロードレース、11月に記録会2本に出場で、目標タイムの5000m16分30秒の達成を描いていたのだけど、8月・9月もできるだけモチベーション維持と試合感を養うためにレースに出ることにした。

 

 

そんなのを探していたときにツイッターでたまたま流れてきてて、へえ〜こんなのあるんだ〜と思っていたら、今月開催される!しかも5000mより短い3000mで行われる!ということで勢いでポチッてしまった。笑

 

お腹が痛い。。。

 

 

この1ヶ月半走ってきて、どれだけ走れるようになっているのか。

 

目標タイムは9分台、、、と言いたいところだけど、さすがに今回はまだまだなので、

10分20秒。

 

復帰戦まであと10日。

ワクワクもしてるし、ドキドキもしてる。

 

 

レース前に食べるものも、アップ開始の時間も、ドリルのやり方も全然覚えてないことが多すぎるけど、とにかく頑張ります。(陸上関係者の方々にはいろんなこと聞くかも)

 

代々木公園の中にある陸上競技『織田フィールド』で走るので、当日時間がある人は応援しにきてもらえると嬉しいです。

 

レースの組、スタート時間などわかり追記します。

 

8月17日追記:3000m8組で走ります。申込時点での目標タイムは弱気に10分40秒になっていますが。笑

スタート時刻:17時28分

スタートリスト: http://otona-tt.com/pdf_2017/OTT201708List3000.pdf

On your mark.

On your mark.

 

スターターの声とともに、スタートラインに左脚を出す。そのとき、時が止まったような静けさに包まれて、緊張感は増す。

 

 

スタートしてしまえば、もうあとはゴールまで400mトラックを何周かして走るしかないんだ。それでも、あの一瞬はいろんな考えが張り巡らされる。自己ベストは出せるだろうか、次の瞬間どうなるだろうか、一直線に並んだ脚を見て少し不安になったりする。

 

 

それでも僕らは自分の走った時間として出された数字と向き合って、何度も何度も不安と戦って、それでもスタートラインに立つ。

 

 

僕がジョガーではなく陸上競技に復帰して、また走ることを選んだ理由の一つにはそこがある。

 

 

前に書いた記事で「この4年間で自分を追い込むということをやってきただろうか?」と僕は書いた。

kohatanokotoba.hatenablog.com

 

他人のアクションを応援する。

でも、実際には自分が一番、行動を起こすという「スタートラインに立つ」ことから遠ざかってきた。

 

 

自分の日常に苛立ちを感じても、燻っている自分のアクションに対しても、

感じているけど何もできずという期間が続いてきた。

 

でも、他人の充実している様子をSNSで見ては、自分を肯定できなくなっていく。

 

 

 

誰かに何かを言われることを怖れるくせに、何かをしてもらえることを期待している自分がいる。

 

自分の人生は自分の人生だ。自分が走ることでしか、自分の身体が限界へ挑むことは変えられないし、速くそして強くはなれない。

 

 

そんなシンプルなことだけど、ついつい忘れがちだ。

誰かがなんとかしてくれるかもしれない、仲間を集めてからやろう、もうこのままでいい。

 

 

「木幡、めちゃくちゃ走ってるよね。」

「15kmも走ってるの?」

 

最近、こんなことを言われる。

 

たしかに、1日10km以上もの距離を走るのは、5000mで16分30秒を切りたいからだ。

でも、それ以上に僕が走っているのは、自分から日常を変えられない自分の身体をスタートラインに持っていくための練習なんだ。

 

 

朝起きて、身体にだるさを感じて一気に走りたくなくなる。

でも、僕は着替えて、アディダスのシューズを履いて1時間走りに行く。

 

もっと言えば、ジョグをするだけではなく、レースに出るというのは目標に向かって行動する、結果を受け止めてまた修練することの練習だ。ジョグだけをしていれば、自分の想像のなかで生きてられる。

 

でもレースにでれば、自分の目標のタイムに挑むというキツい壁が待っているし、集団についていけなくなるかもしれないし、思い通りに行かないかもしれない。そりゃ、ナーバスにもなる。

 

On your mark.

 

あの瞬間がどれだけ緊張することか。

早くレースが終わってくれと超思うし、レース前なんてあと5分待ってと思うこともある。 

 

 

それでも、その壁を超えて挑むことが達成感として返ってくるし、結果を出すことが次の自分になる。

 

 

誰かにしてもらって何かが起こるんじゃない。

自分が走り続けて、レースに出続けることでしか、自分の目標は近づいてこない。

 

 

 

過去のレースを振り返って自己ベストが出せるんじゃない。

前を向いて走ることでしか、自己ベストはやってこない。

 

 

自分の身体ひとつで挑むことで例えたら、こんなにもシンプルなのに、22歳になろうとする自分は月並みなことを忘れてしまう。

 

 

燻っても、苛立っても、

最後は自分が走り出さないと何も変わらない。

 

景色も、自分も。

 

 

On your mark.

 

やっぱり諦めようはない。代わりに走ってくれるひともいない。

 

自分が自分に、どれだけスタートをかけられるか。

そして、走り出せるのか。

 

 

さあ、位置について。

21歳も悩む、リーダーとは

こないだ、とある中学生のワークショップのファシリテーターをやってきた。

 

今年で6回目になるようで、僕が参加するのは大学2年生以来の2回目。ざっくりとした主旨としては、リーダーとは何だろうかということを深めるための合宿のようなもの。

 

2年前に参加したときは、けっこう中学生にガツガツ突っ込んだ覚えがある。

 

そんな万能なリーダーって本当にいるの?みたいな意見だったり、もっとアクションを細かくできるよねだとか。

 

このワークショップ、毎年そうなのかは分からないけど、最後に学生のファシリテーターが全体の中学生たちにコメントを送る時間がある。2年前の僕はけっこう青臭いことを言ったような気がする。

 

僕が思うリーダー像とか、みんなが思う以上に同年代は挑戦してるんだとか、だから頑張ろうとかそんなことを勢いよく言った覚えがある。

 

今年、当日の朝に『木幡さん、前みたいな感じで。笑』と頼まれた。

 

 

勢いよく突っ込むことができたのも、コメントができたのも、一つのことを盲信することができた時代だったからなんだと思う。

 

 

あまり時間が経った気もしないけど、もう2年の時間が過ぎた。

その間に、たくさん失敗もしたし、想いだけが燻るような経験もしてきた。

 

自分の責任ではあるけど、思い通りに行かないと思うことの方が多かった。

 

 

これがリーダーだなんて、正直掴みどころがないし、それに自分が出来てるかなんてかなりかけ離れてるとしか思えない。

 

 

だから、僕は今回これがリーダーだなんて勢いよく言えなかったし、どれがリーダーでもいいじゃないとさえ思った。

 

21歳の今になっても、中学生よりもリーダーとは何か悩んでいる。

人をリードするとは何だろうか。リードする存在とは何か。

 

 

僕も目の前にいる彼らと同じ年代の頃(といっても7、8年しか経ってないけど)に学級委員、駅伝部の主将などリーダーらしきものはやった。その頃の僕だって、目の前にいる彼らのように万能のヒーローになろうとして、理想と現実の間できっとモヤモヤしたり、逃げ出したくなったはず。

 

8年経った今でも、理想と現実の間から逃げ出したくなっては、もう少し頑張ろうと思って現実を生きている。

 

 

でも、なんとなく思う。

リーダーとは『どんな状況でも楽しんでいる人間』じゃないか、と。

 

 

楽しんで何かをやり続けている人間に人はついていくんだと思う。

 

僕ならそうだ。そんな人間から伝わってくるものがあるし、自分もそうありたい。

 

 

 

偉そうなことも言えないし、大層なことを成し遂げることとか、

現に自分はそんなこと伴ってないのでそんなことを中学生に言うことはできないんだけど、本当はそんなシンプルなことなんだと思う。

 

 

そうだと思う、中学生。今さらだけど。

 

 

まあ、誰かに言われることよりも、自分でリーダーをやってみるのが一番勉強になると思うな。僕は失敗ばっかりだけど。

 

調子がいい時ほど休むことを考える

8月第2週のワークアウトが終わった。

 

【8月第2週】

・7日(月)
1時間ジョグ 13.02km
 
 
・8日(火)
休養(大雨)
 
・9日(水)
1時間ジョグ 16.13km 69'11"
 
・10日(木)
3kmジョグ+1000(3分20秒)×3(休憩7分)+4kmジョグ(4.2km)
Result:3'22"-3'21"-3'23"
 

 
@自宅:体幹3セット、ヒップリフト10回×3セット
 
・11日(金)
15kmジョグ 15.02km 69’39"
 
・12日(土)
10kmジョグ(設定:4'15"/km)
10.01km 40’51"
※大学生になってからのジョグ(10km)では、最速タイム
 
・13日(日)
休養
 
今週の走行距離は64.38km。
体重は52.05kgになり、51kg台が見えてきた。
 
体重が52kgというと、高校生のとき、テスト週間などであまり走っていなかった後に増えたなあというくらいのMAXの体重なので、いよいよ自分のなかで長距離ランナーとしてのゾーンに入ってきた。
 
それでも、現役のときのベスト体重まではあと4.5kg落とす必要がある。
 
この1ヶ月半で3.5kg落としたとはいえ、まだまだ先は長い。
 
さてさて、今週はわりと調子がよかった。
前週日曜日の陸上競技場で行なった(実に4年半ぶり)200×10の翌日に、ペースは遅くとも1時間ジョグをできたし、大雨の日を挟んだジョグでは1時間で約13.5km走る計算で走ったら1時間の時点で13.94km走っていた。
 
そこから、家まで少し距離があったので、そのまま走ったところ16kmも走ることができた。
 
そんなに追い込んだつもりではなかったけど、翌日にポイント練習(スピードを出す練習)を控えていて大丈夫かなという気持ちもあった。しかも、当日競技場にいくまで200×10をやろうとしていたが、今月末に出る3000mのためにと思って、急遽1000×3に変更して、なんだかんだ設定+3秒以内で終えることができた。
 
きのうのジョグも5分ペースでいいと思っていたら4'38"/kmだったし、今日のジョグもまさか4'05"/kmで10km押し通せると思わなかった。(このレベルは本当に、陸上競技をまともにやっていた高校2年生以来で、まさかラップタイムで1-2kmが3'57"、9-10kmが3'53"が出るとは思いもしなかった。)
 
ちなみに1km4分がどれくらいかというと、時速15kmで走っているので、ちょっと速い自転車くらい。(1000mの設定タイム3分20秒は時速18km)
 
今週の宮城・仙台が曇っていて、8月にしては涼しかったことも影響しているが、まさかこんなに調子が上がるとは思いもしなかった。走行距離も第1週に比べて、約2km多かった。
 
 
でも、僕はこの1週間を振り返ってみて、今こそしっかりと休むことを考えた方がいいと思っている。
 
調子が良いときというのは、ついついのめり込んでしまいがちだ。
 
これは、陸上競技だけではなくてプロジェクトも同じだと思っていて、ついつい調子がいいときや、夜中にアドレナリンが出まくって企画書やプレゼンをバーっと徹夜して作ってしまうことがある。
 

 

でも、僕はそんなときほど『要注意』だと思う。

 

何が要注意かというと、主に3つあって、

一つ目は「不安になってくる症候群」

二つ目は「オーバーワーク」

三つ目は燃え尽き症候群」or「怪我」

 

一つ目の「不安になってくる症候群」というのは、もしかしたら僕だけかもしれないけど、なぜか調子がよくなってくると途端に周りが気になり始めるのだ。

 

これは本当に陸上競技をやっていた時もそうだったし、プロジェクトというものをやるようになってからもそうだけど、なぜか周りが気になり始める。

 

レースに例えると分かりやすいけど、集団で走ってる時は人がいるのが当たり前なので案外人のことは気にならないし冷静に見れるのだけど、一番前に出ると前に人がいなくなるので妙に後ろがどうなっているのか気になったり、いつ抜かれるのか不安になったりするものなのだ。

 

どう気になるのかというと、これだけやってもまだ誰かに負けてしまうんじゃないかという不安、周りからもっと賞賛されたいという欲と不安、これを考えなくなってしまったら気持ちが途切れてしまうんじゃないかという不安。

 

大きくこの3つが、走ることにおいてもプロジェクトにおいても、僕が好調のときは出てくる。

 

 

 

 

それぞれ見ていくと、誰かに負けてしまう不安というのは、きょうは勝ったけどもっと走らないとあの人に勝てないんじゃないかという不安であったり、今であれば僕は15km走ったけど、あの人は20km走っていると「自分はもっと走らないと上に立てない」というような欲求、不安が出てくる。プロジェクトにおいても、手持ち無沙汰になると、仕事をしなくちゃというような衝動に駆られることがあると思う。

 

次のもっと周りから賞賛されたいというのは、誰かに負けてしまうということの延長線上であり、根本的な感情である。例えば、高校の部活であれば、先生に褒められたいとか、周りから最近調子良くなってきたと言われたいとか。でも、これの厄介なところは、一つ言われると、その2倍も3倍も言われたいと思うところ。

 

つまり、最近めっちゃ走ってるねと言われたら、それで一瞬は嬉しいんだけど、次も言われたい、その次はめっちゃ速いねって言われたい、カッコいいと思われたいみたいな、無限に膨らむ承認欲求の風船が出てくる。

 

だから、自分が期待するレスポンスがないことで、もっともっと走らないといけないと思うこと、自分のなかから出てくるネガティブな感情を消そうと走ることや仕事で昇華しようとすることでのめり込んでいく。

 

そうして、調子がいい時ほど「オーバーワーク」になっていく。

 

本気とのめり込みの境界線は正直分からない。

 

でも、目的のためのワークアウト、仕事ではなく、不安を解消するためのワークアウトになってくると本当に危ない。

 

ちなみに、5年前に僕がレース中に怪我をして走れなくなったのは、まさにこの『オーバーワーク』によるものだった。周りに勝ちたい(最初は5000mで新人戦県大会決勝に残る、駅伝東北大会にいくという目的があったのだけど)という思い、先生に認められたいという承認欲求と不安が大きくなりすぎて、最後は不安をかき消すための練習だった。

 

あと、仕事におけるアドレナリンが出まくる好調というものには、この調子がいい状態いつまで続くんだろう、いつ終わってしまうんだろうという”スター状態”がいつ終わってしまうのかという不安もつきまとう。

 

だからついつい、ストイックすぎるほどに仕事をやってしまう。寝る時間も惜しまずにやってしまう。

 

その後、いわゆる臨界点を超える状況がやってくる。

 

そして、最後にやってくるのが燃え尽き症候群(なら、まだいい)。

 

オーバーワークの末に、疲労が蓄積し、何のためにこれをやってるんだっけ?という暗雲が立ち込める。

 

燃え尽き症候群、モヤモヤならまだいい方で、これが陸上競技となると怪我や貧血という応酬でやってくる。

 

仕事でも、それに相応するのが体調を崩してしまったり、病気になってしまうこと。

 

何にしても、そこに続けられなくなってしまう落とし穴を作ることは、復帰するまでも大変だし、復帰した後が大変になる。

 

たしかに追い込むことは大事だし、追い込めるときに追い込んだ方はいい。

 

でも、その追い込むということも、なんのため?

という言葉が付き纏うと思う。

 

自分の目的・目標を達成するために追い込んでいるのか、

誰かに勝つためや誰かに賞賛されたくて追い込んでいるのか。

 

 

前者の場合は、細分化してこれくらい走れば計画通り、これはまだ足りないというのが分かる。また、自分の内面と向き合うことができる。

 

 

でも、後者の場合は天井がない。

誰かのパフォーマンスにいつまでも付き合わなきゃいけないし、賞賛されるとなるとこれまた無限になる。

 

本当に、燃え尽きてからじゃ遅い

 

 

自分自身、今は目的のために走っているけど、オーバーワークなほどにのめり込まないように、切り替えの練習をやっている。僕自身一つのことにのめり込んで、バーンアウトしやすい性格だけに。

 

走っていない時間にまで、そのことを考えていると変な感情が入って、不安が出てくるから。

 

だから、なるべく走る直前と仕事をするときや勉強をするときに聴く音楽は分けるようにしている。

 

走るときはのめり込んでいいし、仕事しているときはのめり込んでいいんだけど、それ以外のときにのめり込むようになると(とはいえ、生活の全てがヒントになってるんだけど)さっき言ったみたいに視野が狭くなって、オーバーワークに繋がりやすくなる。

 

 

だから、調子がいい時ほど、せっせと思わず気持ちを休めるんだと言い聞かせている。

視野が広がってくると、不思議と周りのことではなくて、自分の目的のことを考えられるようになる。

 

 

だから、オンとオフははっきり区別させておきたい。

 

 

まあ、オチがこれでいいのか分からないけど、

何事も楽しければ続くので、不安とかは気にせず、走ることもプロジェクトもワクワクすることが大事。

僕が走ることで見たい景色

走る日々が、1ヶ月半になった。

 

8月は月間走行距離を250kmを目標に走っている。

(10日現在、102.13km)

 

https://www.instagram.com/p/BXnRVzzHIXj/

週1回、ポイント練習を行う仙台市陸上競技場

 

大学、活動、陸上長距離の3つを同時に一人で管理することは案外大変だ。

 

スケジュールの合間を縫って走ることも大変だし、切り替えも大変。

 

しかも、最初は10kmを走るのに55分がかかって、4年のブランクがあるとなかなか走れないなと思った。

 

ここ1ヶ月で、ジョグは1時間で14kmを走れるようになったが、やっぱり長い距離を走ることはキツい。

 

なのに、ぼくは今年5000m16分30秒を目標に走っている。

8月からは週1で陸上競技場でポイント練習(スピードのある練習のこと)を行なっている。

 

 

陸上長距離からは4年間離れていた。

 

 

最初は周りの走る人たちを見てて、自分はもっと走れるのにと悔しかったからだ。

どれだけ悔やんでも、羨んでも、今走っているのは彼らの方だ。

 

自分だってできると思って走りはじめた。

 

でも、走り続けるうちに気づいた。

本当に勝ちたいのは、本当に悔しいのは、彼らに対してじゃない。

 

 

4年前、中途半端に終わってしまった自分がまだまだ燻っていたからだと。

 

f:id:kotoba580:20170811125239j:plain

最後のレースで履いたマラソンシューズ。この直後、陸上を辞めそのレースでしか履くことはなかった。

 

陸上競技というフィールドを諦め、ソーシャルやまちづくりというフィールドに移った。

 

そこでの喜びはもちろんあった。実績をかさねてきたつもりだった。

 

成長してきたという思いもあった。

 

f:id:kotoba580:20170519000852p:plain

陸上を辞めて半年、ぼくは全国の舞台にいたが…

 

でも、やっぱりどこかで燻っている自分はこの4年間捨て切れなかった。

 

5年前のあの夏、5000mを走っているときに全てが崩れていった。

 

秋が来て、冬が来て、周りはどんどん走れるようになっていったけど、自分はむしろ走れなくなっていった。

 

kohatanokotoba.hatenablog.com

 

それが、当時の自分の弱さでもあったし、至らない点でもあった。

だから、僕は周りの人間にたくさん迷惑をかけてしまうこともあったし、最後は軋轢をつくって辞めてしまった。

 

最後の5000mはたしか18分16秒もかかった。

 

あの日あんなことにならなければ、怪我をしないように気をつけていれば、自分がもっと自分に厳しければ…タラレバだけどずっとずっと考えてしまう。きっと、16分台や15分台に入っていただろうし、高校駅伝も走れただろうし、県大会だってもっと上に行けただろう。

 

もういいだろうと思っても、まだ行けた、まだ力を出せたんだとどこかで思ってしまう。

 

タータンの400mトラックの上を走っていると、未だにあの時のことを思い出してしまう。

 

でも、想像は想像でしかないんだ。悲しいけど。

 

やっぱり心のどこかで、走りたい、

もっと自由に自分が走れるようになりたいと願う自分が疼いていた。

 

 

僕が勝ちたいのは他人じゃない。

 

 

僕が勝ちたいのは4年前の諦めてしまった自分であり、疼いている自分の心の願いを叶えたいから走る。

 

f:id:kotoba580:20160318223217j:plain

 

それに、僕はこの4年間自分に打ち勝つようなことに取り組んできただろうか。

 

この4年間を振り返ってみると、誰かに評価されたいという思いが勝っていて、自分自身の目標に向かって真剣に向かったことがあっただろうか。

 

たしかに実績はある程度高校生にしては、大学生にしては残してきたのかもしれない。

しかし、そこに胡座をかいてはいないだろうか。

 

 

もっともっと自分の内面と向き合える自分になりたい、自分自身が挑戦をしている人間になりたい、そんなことを思っているからこそ走っている。

 

 

陸上競技へ復帰がいま?活動もこれからが正念場なのにという気持ちも正直ある。

 

 

でも、やっぱり僕は走るということが自分自身を研ぎ澄ましてくれると思っている。

 

そして、何より僕自身が走ることで、ジブンゴトLab.やこれから始めていこうとしていることに対しての向き合い方も変わった。もう少し続けてみようとか、もう少し深く掘り下げてみよう、この一歩を踏み出してみようとか。

 

 

僕が走ることで辿り着きたい場所、5000m16分30秒で走るスピードということ以上に、一つ一つ積み重ねていった先にいる、本当に自分の内面に真剣に向き合える自分を見たいから。

 

 

最後に、箱根駅伝を3連覇している青山学院大学の小椋さん(当時4年)は

『注目されてもされなくても、勝つためにやることは変わらないので。勝ちたいので、そのためならキツいことでもやっていける。』

 

と、この動画の中で言っている。

www.youtube.com

 

注目されるか、どうかは結果でしかない。

やり続けてきたことが偶々当たったに過ぎない。

 

そこが目的なのではなく、勝つ(目的の)ために何をするかが大事。

 

 

やっぱり、活動だけをやっているとついつい忘れがちなことを、長距離から学ぶことは多い。

 

だから今日もこれからジョグしてくる。

 

 

最近、陸上競技ネタが多いので、そろそろ次回は活動の話をブログに書こうと思います。笑

あの日から5年が経つ

8月がやってきた。
 
あれから5年が経つ。
 
2012年8月4日。
 
あの日を境になにもかも変わった。
 
一番調子が良い時だった。
 
良かったからこそ、一瞬にして崩れた。
 
400mトラックを2周残した時、右脚が動かなくなった。
トラックを12周半走るうち、あと2周まで来てだ。
 
激痛に耐えながら、ジョグのようなペースでゴールに倒れこんだ。
 
 
それまでやってきたこと、目指してきたこと、全てが目の前から崩れて消えていった。
 
そのあとはもう、よく覚えていない。
 
覚えてはいるけど、ただただ激痛に耐えながら帰ったことくらいしか覚えていない。
 
 
実際、次の日からが辛い毎日だった。
 
しばらく歩くのさえきつかった。
 
翌日にやっていたロンドン五輪の女子マラソンを部屋で見ながら、 どういうわけだか号泣した。
 
トレーニングルームから走っている仲間たちを見るしかない日々、新人戦も駅伝も全て棒に振っていつ治るのか分からない自分の脚。
 
『学校と家の往復』という言葉がいろんな人と話していると出てくるけど、
そんな自分にとって、学校、とりわけ勉強が嫌いだった自分にとって、そこをもぎ取られたことは命を取られるほど絶望だった。
 
目線の先のトラックで走る仲間を応援するのは複雑だった、電光掲示板に映し出される<DNS(棄権)>の文字を思い出すたび、自分だって走るはずだったと消化できない気持ちになった。
 
 
あれから5年がたった。
 
脚だって完治した、家と学校の往復でもなくなった。
 
 
だから僕は楽しいと思うことをやり続けたいんだ。