コハタのコトバ

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コハタのコトバ

木幡真人の『コハタのコトバ』

魔女の宅急便から学んだ好きを仕事にするということ

活動 私生活

木幡、ハタチになっても泣いてます。

 

 

最近、一つ上の先輩が魔女の宅急便の話を見て泣いたという話を聞いて、今の僕にピッタリだなと思って先日、夜な夜な見ました。

 

うちの母親がジブリが好きで、小さい頃よくトトロとか魔女の宅急便とかラピュタとかのビデオを見せられていました。なので、ジブリ作品はひと通り知っているつもりでいましたが、実際に魔女の宅急便ってどういうストーリー?と聞かれるとどんな作品だっけってなってしまって。

 

魔女のキキが親元を離れるという話も分かる。あとは、ニシンのパイが出てくることとか、デッキのブラシを借りてトンボを助けることとか。結局、全体像わかんねー。笑

 

ということで、夜な夜な見ました。

 

最初の場面、キキがお母さんに対して来月にするはずだった修行に出る日をいきなり今日出ると言い始めます。当然、お母さん困惑です。笑

 

幼稚園のときに見てたときは、内容どうこうよりもお母さんが作っている薬の液体からボッと煙が出てくるのほうが魔女ってすげえ!!!って興奮してたんですが、20歳になった今興奮するのはキキの決断力のほう。笑

 

風を読んで、今日だ!って決めたら即行動なところ。直感を大切にしているところ。

 

ある先輩から聞いて、すごくいいなと思った言葉があります。『思い立ったが吉日!それ以外すべて凶日!』という言葉。まさにこれを体現しているのが、魔女の宅急便の最初の場面のキキ。

 

本当にこの時点でうわあああああああああ!ってなりました。

 

キキが猫のジジと一緒に旅立って、自分が拠点とする街を探す場面。

 

飛んでるときに、出会った魔女が「私ママやってるの。」という言葉から、「自分って何ができるんだろう」と悩んだり、新しい拠点で魔女という存在が特異なもので受け入れられなかったり、珍しがられたり。自分ってなんなんだろうとか、この先やっていけるのかなとか、いろいろ悩んでいく姿が大学に入ったばかりの自分に重なりました。(まだ泣いてはいない。)

 

寝泊まりする場所もどうしようと悩んでいたときに、偶然出会ったおソノさんがおしゃぶりを忘れていったお客さんに届けようとしていた場面。キキは箒で飛べるので、私が届けましょうか?という。この一つのコトがきっかけで、キキは宅急便を始めることを決めます。

 

これってまさにマイプロジェクトだなって思っていて、自分ひとりでしかも新しいゼロからの環境で「自分は何をしたらいいんだろう。」とひたすら悩んでいるときに、小さな成功体験と嬉しさから、自分はこれをやっていこうと決める姿が、最初はこうやって踏み出したんだよなって自分の過去を思い出させてくれました。

 

そうやって、仕事をこうしようああしようと進んでいって、電話ひかなきゃとかいろいろ考えていくわけですね。まさにプロジェクト立ち上げって感じ。ワクワク。

 

でも、始まってみると想っていたようなことだけではなくて。

 

カラスに襲われて猫のぬいぐるみを失くして必死で探したり、おばあさんのためになりたいと思って届ける予定のニシンのパイを焼いたのに届けた先でいらないって言ったのにって言われたり、雨に濡れたせいで高熱出したり。あと、なかなか周りの同世代と仲良くなれなかったり。うまくいかないときって、人と仲良くなるのしんどかったり、辛かったりするなってわかる気がします。

 

僕自身、自分からミスしたり、気持ちが向かなかったりして逃げてることが多いですが、すんごい分かるなぁってことばっかりでした。結局、自分なんでこれやってるんだろうってなる気持ち。

 

そうやってるうちに、魔法が使えなくなっている。ジジが言葉をしゃべらなくなったり、箒で飛べなくなったり。もうわけわかんないよー!って、なる感じ。なんとなく思うに、この作品の映画の「魔法」って自分を信じるチカラをカタチにしたものなんじゃないかなって思います。

 

できると思ってた自分から、進んでいくごとにいろんな壁にぶつかって見たことのない自分に出会って、嫌気もさしてくる。自分が孤独なんじゃないかって思えてくる。そうすると、自分を信じることもできなくなってくる。そうなると、自分のやりたいことすらやりたくなくなる。逆に言うと、自分のやりたいことだからこそ、真剣に悩んでしまうのかもしれない。

 

悩んでいるときに、失くした猫のぬいぐるみを探していた時に出会ったお姉さんと再会して山小屋に泊まりにいくシーンが僕はとっても泣けました。

 

あのシーンって、幼い時に見るとそんなに目立ったシーンではないかもしれない。強いて言えばお姉さんが描いた絵が特徴的だなくらい。

 

僕は、キキが夜にお姉さんに『絵のイメージが湧いてこなくなった時どうするの?』って聞いたときにお姉さんが答えた言葉が印象に残っています。

 

お姉さんは『そういうときはジタバタするしかないよ。』と言っています。

 

それでも、湧いてこなくなったら散歩すると。

 

今まで、自分自身この壁にあたったときに、努力することから逃げてきたんじゃないかなって思っていて。もがいてもがいて挑戦していく行動をとってきたかなって思いました。

 

めっちゃくちゃ泣きました。自分何やってるんだろうって。

 

その次の、帰ってきてからニシンのパイのおばあさんから、誕生日ケーキをもらうところから飛行船から落ちそうになっているトンボを助けるシーンまでが、ああマイプロジェクトってこういうことなんだなっていうのをさらに考えさせてくれます。

 

おばあさんからプレゼントをもらうシーンって、本当にがんばってる姿を見ているからこそ助けてくれる人がいたりする。ああいう一言をもらったときって、苦しいこともあるけど頑張ろうってなる。そういう応援してくれる人のために頑張ろうってなれる。救われる。

 

そして、最後のデッキブラシを借りて飛ぶシーンって、想いが大切ってこういうことなんだなって思わせてくれるシーンです。

 

たぶん、自信がないときってもう一回一歩踏み出すのが辛い。そして、とっても怖い。いろんな怖いことを考えてしまう。

 

でも、あのシーンはそんな飛べなかったらとか、批判されたらとかそんなことを考えないで、とにかく助けたいっていう想いだけで飛んでいく。それが行動になって表れる。

 

本当に、久しぶりに見てよかったなって思いました。学んだコトが多くて、一言では言い尽くせないですが、好きを仕事にするって自分を信じて進み続けることが自分をいろんなことに出会わせてくれるんじゃないかって思いました。

 

僕も自分を信じれなくて、一歩を踏み出さないで逃げてきたことたくさんだなって思います。迷惑をかけることも、人を傷つけてしまうこともたくさんある。自分の中でもすごい悩んでるばっかりだなって想う時期が大学に入ってからだと思う。

 

自分のスランプのときだからこそ(よく、スランプなんてないなんて言いますがそれって本当で)、自分の底まで出す気持ちで出す努力、自分を信じて進んでいく勇気を持つことって大切だなって気づかせてくれました。そして、自分がどうなるとか関係なく、やらなきゃ!と思ったら即行動すること。

 

そんな大切なことを学んだ夜でした。

 

アクションを起こしていきます。