コハタのコトバ

コハタのコトバ

木幡真人の『コハタのコトバ』

最初の一歩を踏み出せるのは、キミだけなんだ。

僕が大好きなNikeのCMがある。
 
 
 
たしか、僕が大学1年生の頃に作られたCMだったと思う。
 
 
当時、スポーツメーカーのCMとしてこんなにもメッセージ性が高いCMは他に見たことがなかったし、何よりアクションを起こす僕たちにとっても全く同じことが言える話だったので、何度も何度もこのCMを見た。
 
 
 
動画の一言目『キミをやる気にさせるにはどうしたらいい?』という言葉から始まる。
 
 
スノーボード平野歩夢から火花を出してみたり、いろいろなスポーツ選手のパフォーマンスを見せたり、チアの応援やバンドを用意したりする。
 
 
そして最後。
 
 
だけどこんなの全部、本当に必要?
 
キミがやりたいことはキミしか決められない。
最初の一歩を踏み出せるのは、キミだけなんだ。

 

 
と、言われる。
 
 
大学1年生だった自分にとっては大きな刺激になっていたが、3年の時間が経ち大学4年生になった自分にとって、はたと気付かされた一番大切なことだった。
 
 
ついつい、僕たちは何かをやるために、必要以上のものを求めてしまう
 
かっこいいシューズが必要だよね。レース用のシューズも必要だよね。ウェアも必要だ。
応援してくれる人もいてほしい、注目してほしい。
 
プロジェクトであれば、お金が必要だ、カメラが必要だ、仲間が必要だと言って、一番大事なところから外れていく。
 
 
僕はそういうことを実際やっていた。
 
それが如実に現れたのが、ここ2年くらいの出来事だった。
 
 
 
大きく見せているけど、本当の自分の中では自信がなくて、具体的に何をやるのかという以外のことに目が行ってしまい、シンプルにできなかった。
 
結局、過去にすがりたかった。
 
 
 
 
一歩踏み出す僕たちにとって、一番必要なことって何だろう。
僕は、この4年間でいくつかのプロジェクトをやってきて、学んだことがある。
 
結局、なんであれ、自分はやるんだという『覚悟』だけが必要だということ。
 
 
何かを得ていく、それはお金かもしれないし、道具かもしれないし、応援かもしれない、仲間かもしれない。
 
 
そういうものは、自分がやるという覚悟を持った人間に集まってくる。
 
結局、僕が何を言いたいのかというと、始めるときに必要なものは物質的なものはあまり必要ない。最低限のものがあれば、できる。
 
 
 
これは、自分の燻ってきた経験から強く、強く思う。
 
 
 
そういえば、僕の先生が言ってた。
「社会は挑戦するものに手厚い」と。
 
そう気づいたとき、僕は4年を経て少し前に進めた気がした。 
 
 
 
このCMについてブログに書こうと思い、いろいろ見ていたら、ナイキ社と契約しているスポーツ選手それぞれのメッセージが載っている写真を見つけた。
 
そこにはもちろん、今年の陸上日本選手権10000mで優勝した大迫傑選手(現在、ナイキオレゴンプロジェクト)のメッセージもあった。
 
 
その言葉を引用して、今日も僕は走ってこようと思う。
 

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(画像出典: Nike Japan より)

 

どうすれば キミは一歩を踏み出せるのだろう
ぼくはキミのペースメーカーになることはできる
「勝ちたい」という気持ち以外誰も助けてくれないことも話せる
だけど ぼくは キミじゃない
キミがやりたいことは キミしか決められない

 

大迫傑選手(陸上)日清食品グループ