コハタのコトバ

コハタのコトバ

木幡真人の『コハタのコトバ』

21歳も悩む、リーダーとは

こないだ、とある中学生のワークショップのファシリテーターをやってきた。

 

今年で6回目になるようで、僕が参加するのは大学2年生以来の2回目。ざっくりとした主旨としては、リーダーとは何だろうかということを深めるための合宿のようなもの。

 

2年前に参加したときは、けっこう中学生にガツガツ突っ込んだ覚えがある。

 

そんな万能なリーダーって本当にいるの?みたいな意見だったり、もっとアクションを細かくできるよねだとか。

 

このワークショップ、毎年そうなのかは分からないけど、最後に学生のファシリテーターが全体の中学生たちにコメントを送る時間がある。2年前の僕はけっこう青臭いことを言ったような気がする。

 

僕が思うリーダー像とか、みんなが思う以上に同年代は挑戦してるんだとか、だから頑張ろうとかそんなことを勢いよく言った覚えがある。

 

今年、当日の朝に『木幡さん、前みたいな感じで。笑』と頼まれた。

 

 

勢いよく突っ込むことができたのも、コメントができたのも、一つのことを盲信することができた時代だったからなんだと思う。

 

 

あまり時間が経った気もしないけど、もう2年の時間が過ぎた。

その間に、たくさん失敗もしたし、想いだけが燻るような経験もしてきた。

 

自分の責任ではあるけど、思い通りに行かないと思うことの方が多かった。

 

 

これがリーダーだなんて、正直掴みどころがないし、それに自分が出来てるかなんてかなりかけ離れてるとしか思えない。

 

 

だから、僕は今回これがリーダーだなんて勢いよく言えなかったし、どれがリーダーでもいいじゃないとさえ思った。

 

21歳の今になっても、中学生よりもリーダーとは何か悩んでいる。

人をリードするとは何だろうか。リードする存在とは何か。

 

 

僕も目の前にいる彼らと同じ年代の頃(といっても7、8年しか経ってないけど)に学級委員、駅伝部の主将などリーダーらしきものはやった。その頃の僕だって、目の前にいる彼らのように万能のヒーローになろうとして、理想と現実の間できっとモヤモヤしたり、逃げ出したくなったはず。

 

8年経った今でも、理想と現実の間から逃げ出したくなっては、もう少し頑張ろうと思って現実を生きている。

 

 

でも、なんとなく思う。

リーダーとは『どんな状況でも楽しんでいる人間』じゃないか、と。

 

 

楽しんで何かをやり続けている人間に人はついていくんだと思う。

 

僕ならそうだ。そんな人間から伝わってくるものがあるし、自分もそうありたい。

 

 

 

偉そうなことも言えないし、大層なことを成し遂げることとか、

現に自分はそんなこと伴ってないのでそんなことを中学生に言うことはできないんだけど、本当はそんなシンプルなことなんだと思う。

 

 

そうだと思う、中学生。今さらだけど。

 

 

まあ、誰かに言われることよりも、自分でリーダーをやってみるのが一番勉強になると思うな。僕は失敗ばっかりだけど。